転職したい気持ちはあるけど、今よりもひどい職場に転職してしまったらどうしよう。
そもそも、転職を成功させるには何が大切なのかわからない!!
こんなふうに、転職に対して悩んでいる方はいませんか?
初めての転職は、誰でも初めてなのでわからなくて当然です。
筆者のみぃも初めての転職は、不安でいっぱい、失敗もしました。
転職を経験したからこそ、転職が初めてであるあなたに伝えられることがあります。
この記事を読むことで、転職を成功させるためのポイントがわかります。
この記事を読み終わる頃には、正しい転職活動を開始するための1歩が踏み出せます。
それでは、早速転職活動を成功させるためのポイントを見ていきましょう!
転職の目的をはっきりさせる
今の自分は何が不満なのかを考える
転職が頭の中にあるのなら、転職したい理由があるはずです。
なんとなく「転職したいな〜」で転職してしまうと、なんで転職活動をしているのかわからなくなってきます。
転職活動はなかなかに労力がいるので、よくわからない状態で始めてしまうと心が折れます。
根本となる、転職したい理由をまずは理解することが大切です。
今の自分は、何が不満で転職したいと考えているのか書き出してみましょう。
・人間関係が無理
・給料が低すぎる
・残業が多過ぎて、私生活にまで影響が出ている
・自分のやりたい分野がある
・夜勤が辛い
・委員会や看護研究をしたくない
どうでしょうか?
自分がどうして転職をしたいと思っているのかが、明確になってきたのではないでしょうか。
自分が転職したい理由をはっきりさせることで、どんなところで働きたいのかが見えてきます。
自分はどのようなところで働きたいのかを考える
次に、転職先に求める条件を考えます。
自分が次に働くなら、こんなところがいい!
というのを書き出してみましょう。
自分の理想の職場をイメージしていくことで、転職活動時にブレずに求人を選んでいくことができます。
・手取り20万以上
・夜勤なし
・休日120日以上
・残業なし
・家から車で30分以内
このように、自分の理想とする働き方をまずは書いてみましょう。
自分は理想が高すぎる職場が出来上がってしまいました(笑)
優先順位をつける
理想の働き方を実現するための条件がたくさん出てきたと思います。
しかし、全ての条件を叶える職場はなかなか無いのが現実です。
そこで大切になってくるのが、『優先順位』です。
優先順位がないと、転職で一番大事にしたいことがわからなくなります。
一時的な感情やキャリアアドバイザーに流されて転職してしまった、とならないためにも優先順位は大切です。
①夜勤なし
②残業なし
③休日120日以上
④家から車で30分以内
⑤手取り20万以上
上のように、理想の働き方の条件の中でも優先順位をつけてみてください。
例え話になりますが、A病院とB病院で迷っているとします。
A病院:手取りが22万だけど、休日が100日しかない
B病院:手取りが19万だけど、休日が120日以上
自分の優先順位は、休日120日以上が3位、手取り20万以上が5位となっています。
優先順位があることで、自分は手取りの額よりも休日を大切にしたいということに気づくことができます。
自分は休日が多いことを大切にしたいから、B病院を選んだんだ!と、就職理由に自分が納得できます。
自分が納得する就職理由がないと、転職が成功したと思うことができません。
優先順位は、転職先に迷った時の道標になります。
キャリアアドバイザーにも優先順位を伝えることで、より自分の望む転職先を紹介してもらうこともできます。
また、キャリアアドバイザーからも、優先順位を聞かれることが多いので事前に考えておいた方がスムーズに転職活動を行うことができます。
あなたも、自分で考えた理想の働き方の条件に優先順位をつけて、理想の職場をより具体化してみましょう。
情報収集をしっかり行う
情報収集を制するものは、転職を制する!
といっても過言ではないくらい、情報収集は大切です。
情報がないと、転職先を比べることもできません。
優良転職先を見つけ出すには、自分から情報を取りにいかないといけません。
大切な情報収集の方法を公開しますので、見ていってください。
複数の転職サイトに登録する
転職サイトは、自分に合う求人を無料で紹介してくれます。
中にはハローワークにはない、非公開の求人もあります。
ここでポイントになってくるのが、『複数の転職サイトに登録する』ということです。
理由としては、
・転職サイトによって扱っている求人の種類も数も違う
・転職サイトによって、カバーしている地域が異なる
・キャリアアドバイザーの質が異なる
という点があるからです。
複数のサイトに実際に登録することで、違いがわかってくると思います。
複数の転職サイトに登録した方が、より自分に合った転職サイトで転職活動を進めることができるということです。
事前に調べて、自分に合いそうな転職サイトに登録すればいいのでは?と思うかもしれません。
百聞は一見にしかずというやつで、これは自分が実際に体験した方がいいと思います。
特に、キャリアアドバイザーとの相性というのはコンタクトをとってみないとわかりません。
それに、1つの転職サイトにしか登録しなかった場合、『やっぱり登録してみればよかったかな』と後悔するかもしれません。
初めから気になる転職サイトに登録してしまった方が、悔いなく転職活動を終えることができます。
ハローワーク・eナースセンターの求人も見る
国公立病院などを狙っている人は、ハローワークも見ましょう
求人だけでなく、説明会やバイトをやってみるなど、さまざまな方法で情報収集できます。
筆者は実際に、訪問看護体験、職場説明会に参加してきました。
単発バイトも、eナースセンター限定のものなので登録してみるのはかなりいいと思います。
転職サイトにはない求人が掲載されていることもあるので、ハローワークとeナースセンターからも情報収集していきましょう。
口コミを見る
実際にその職場で働いたことのある人の口コミを見ることで、よりリアルな職場環境がわかります。
どうしても、転職サイトの把握している職場環境と実際の環境はズレがあるものです。
口コミも、投稿者の感じ方には個人差があるため、全てが正しいとは言えませんが参考にはなると思います。
会員登録など少し面倒ではありますが、その場所で働いたことのある人のリアルな口コミを見てみましょう。
見学へ行く
面接前に見学ができる場合は、見学をしましょう。
面接では、見学まではしないところもあるので、事前に見学をしておくことで入職後のミスマッチを防ぐことができます。
見学をすることで、施設の綺麗さ、職員の働いている様子、なんとなく感じる雰囲気などがわかります。
・施設の衛生状況
・職員の働いている様子
・患者層や入退院の件数
・電子カルテなのか紙カルテなのか
・電動ベッドは導入されているか
・どのくらいの年齢層の看護師が多いのか
・休み希望はどのくらい取ることができるのか
実際に見学をするからこそわかることがたくさんあります。
自分が見学先で働いていることを想像した時、働きたいと思うのかを感じてきてください。
面接のように硬くないので、自分が聞きたくないことも聞きやすいです。
質問内容によっては、求人先に悪い印象を与えてしまうことがあります。
キャリアアドバイザーやハローワークの職員に事前に質問内容を見てもらうと安心かもしれません。
ポテンシャル採用になる場合は、『お金』関係は聞かない方がいいとアドバイスいただきました。
見学をして、自分が働きたいと思う職場なのかをしっかり見てきましょう。
知人から情報を得る
実際にその場所で働いたことのある人から話を聞くのが、一番確かな情報であり、裏側まで知ることができます。
多少なり、知人の価値観は反映されてしまうとは思います。
ですが、転職サイトと違ってお金の見返りもないですし、本当のことを教えてくれると思います。
聞きたいことは遠慮なく聞けますし、場合によってはもっといい職場情報を知っているかもしれません。
知人からの紹介枠で簡単に入職できるパターンもあるので、知人に相談してみるのは一つの手かと思います。
また、A病院について聞く、というわけではなく、訪問看護について聞く、転職について聞く、などの質問の仕方もおすすめです。
私は、訪問看護にも興味がありました。
訪問看護に転職した他県の知人がいたので、電話で「訪問看護ってどんな感じ?」と質問し、色々教えてもらいました。
経験している人の意見は、かなり自分のためになりますのでぜひ聞いてみてください。
注意しなくてはならないのが、現在の職場に転職の可能性を知られると、冷遇されることもあるので、聞く相手は選ぶ必要があるということです。
今の職場の人や、今の職場につながる可能性のある人には聞かないようにしましょう。
自分の勤め先の情報を知る
あなたは、自分の勤め先の情報をきちんと知っていますか?
実は知らないだけで、とても良い条件であることもあります。
退職金、介護休暇など今は関係ないことだけど、のちのち関係してくることは見落としがちです。
私も、転職してから元の病院は、退職金が良かったり、残業がしっかりつけられたり、リフレッシュ休暇があったりと良い面がたくさんあったことを知りました。
きちんと今の職場の情報を知っておかないと、転職後の後悔にもつながります。
将来結婚したら、子供ができたら、など今は関係していない制度についても確認しておきましょう。
病院の規約に載っているかと思います。
直接事務に行って聞いてみるのも良いでしょう。
自分が勤めている職場はどんな環境か、再確認してから転職活動に移りましょう!
転職活動時期を間違わない
1年の中でも、転職におすすめな時期、おすすめではない時期があります。
時期によっては求人数自体が少なく、ブラックな職場への転職につながりかねません。
おすすめは1月、6月、11月
1月
最も求人数が多い時期です。
12月にボーナスをもらって辞める人が増えるためです。
また、4月からの求人が増え始めるのも1月です。
求人活動を本格的に開始していない人も多いため、ライバルも少なく、採用されやすい時期でもあります。
1番おすすめなのが1月です!
6月
6月のボーナスをもらって辞める人の補充がかかる頃です。
各施設の研修やフォローも落ち着き出した頃なので、入職後も周りからのフォローも受けやすいです。
11月
年末の離職者増加に向けて、求人数が増えます。
年明けからのすぐに働ける採用枠も多いのが特徴です。
12月に入ると採用活動が停滞する傾向にあるので、11月もしくは1月に転職活動を行なっていきましょう。
おすすめしないのは4月、12月
4月
4月は1年で1番就職者が多い月です。
なのに求人が出されているということは、人気がなくて募集が来なかった、4月中に離職者が出た、などブラックである可能性が高いです。
求人数自体も1番少ないので、自分に合う職場に出会える可能性も低くなります。
1年の中で1番転職活動におすすめできない月です。
12月
年末であり、長期休暇を控えていることから、採油活動が停滞する傾向にあります。
1月から転職活動を本格していく方が、魅力的な職場に出会える確率が高くなると思います。
自分を見つめ直したり、情報収集する月にしてしまうのもありですね。
早めの情報収集開始を
遅くとも、転職活動開始の1ヶ月前から、
・自分はどんな転職をしたいのか明らかにする
・転職サイトへの登録
・情報収集
は開始しておきましょう。
これらをおすすめ時期から開始してしまうと、転職サイトとのやり取りや自分に合う転職サイトを探しているだけで2週間くらい過ぎていきます。
転職について考え出すと、自分は何を目的としていて、どんな優先順位で転職活動をしたいのか悩み始め、あっという間に時間が過ぎます。
その間に、良い転職時期は過ぎ去り、気づいた時には売れ残った求人ばかり。
実際私は1月から転職サイトに登録したり、情報収集を始めたのですが、何が優先なのかわからなくなり、求人に応募したのは3月でした。
おすすめ時期から求人の吟味・面接開始ができるように、遅くとも1ヶ月前、できれば2ヶ月前には転職に向けた活動を始めておきましょう。
まとめ
転職活動は、あなたの今後の人生を大きく左右する活動です。
・転職の目的をはっきりさせる
・情報収集をしっかり行う
・転職活動時期を間違わない
3つのポイントを抑えることで、今よりも良い職場に転職できます。
職場への満足度は、あなたの人生の豊かさに大きく影響します。
少しでも今の職場に不満があるのなら、何が不満なのかをまずは考えてみましょう。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました♪
コメント